移住や地域おこし協力隊、ふるさと納税などで地方と関わりたい人に向けて、地域の力を情報発信するイベント「JOIN移住・交流&地域おこしフェア2024」が12月7、8の両日、東京ビッグサイトで開催され、全国から約300の自治体や企業が出展した。
今回のフェアには農林水産省「農山漁村関わり創出事業」も出展し、今年度研修事業者の日本ウェルビーイング推進協議会、和郷、G-netの3社と、情報発信を担当する時事通信社が出展ブースで事業案内を行った。開催期間中、フェアには約3400人が来場。「農山漁村関わり創出事業」のブースにも、移住・就農または兼業を検討中の人や農業大学の学生ら農業に関心を持つ多数の参加者が訪れ、各社から丁寧な説明を受けた。
事業を案内した各社の担当者からは、「農業や移住を考えている人と直接話ができることはとても有意義」「このようなフェアは初めてで、出展者の多さに驚いた」などの声があった。また来訪者の傾向については、「関心があるがどこに相談してよいか分からず情報収集に来た人が多い」「(移住・就農を決めている人からばくぜんと関心がある人など)来訪者の幅が広い」との感想が寄せられた。
日本ウェルビーイング推進協議会コーナー
TUNAGUプロジェクトは、研修生が全15日間に渡り農山漁村地域を訪れ、和歌山県みなべ町・すさみ町、石川県能登町、福井県高浜町の3県4地域において、一次産業ワーケーションを活用し、農山漁村における暮らしと産業を体感することで、自分らしい生き方・働き方選択肢を増やすことを目的とした人材育成プログラムです。
和郷コーナー
「WAGO AGRI COLLEGE(WAC)」は農業や農村での暮らしに興味を持っている誰もが、新規就農に至るステップを容易に学べるプログラムです。プロの農業者との接点をもちながら、座学や現地での実地研修を通して、詳しい就農過程やその後の稼ぐ農業の在り方などを勉強することができます。農業や農村での暮らしに興味を持っているけど、どのようなステップを踏めば実現できるか分からず、あと一歩が踏み出せない。そんな農業や農村に興味を持っている方と、担い手不足の農村をつなげる研修プログラムとなります。農業の総論などの座学から、農村での実地研修までを行い、より実践的に学ぶことができます。
G-netコーナー
NPO法人G-net(ジーネット)は、地域の中小企業と挑戦意欲の高い若者をつなげ、若者の育成と地域産業の活性化を両輪とした地域づくりを行っています。
地域に人が集まる人材還流の生態系・文化の創出を目指し、地域の人事部事業・高校大学とのキャリア教育連携・地域企業の経営人材支援、兼業副業プラットフォーム「ふるさと兼業」(全国26地域と連携)や越境研修プログラムの運営等、多様な人材と地域を繋げる仕組み作りを推進しています。
地域に人が集まる人材還流の生態系・文化の創出を目指し、地域の人事部事業・高校大学とのキャリア教育連携・地域企業の経営人材支援、兼業副業プラットフォーム「ふるさと兼業」(全国26地域と連携)や越境研修プログラムの運営等、多様な人材と地域を繋げる仕組み作りを推進しています。