また、今回の取材であらためて感じたことは、竹森さんが移住先のみやま市の地域や人に強く惹かれおり、この点も移住を決めた大きな理由です。昨年度の研修参加者の動向を分析した第4回目のコラムで、研修に参加した理由について「研修地の魅力に惹かれた」と回答した人は全体の14%おり、「移住先を探している」「農村や里山で暮らしたい」「農業のある暮らしをしたい」「農村を活性化させたい」を加えた移住の可能性がある人は全体の4割を超えています。移住、2拠点生活を模索している人は予想以上に多い。SNS、イベント、説明会、広告などを活用して土地の自然や歴史、産業など地域の魅力を継続して発信すれば、関係人口を呼び込める大きな可能性があります。